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元タクシー運転手から泥沼にハマった男のブログ

30代元タクシー運転手が農家になる途中

よく外国人に道を聞かれるのはなぜか?

その他

こないだ友人の結婚式があって地元に帰っていて、まぁこの歳になるとみんな結婚してしまっていて、やはりというか集まった中で独身は僕だけだった。

 

他の友人含めてももう結婚式に呼ばれることもないだろう、地元に帰ることももうほとんどないだろう。帰路での新幹線から見える景色が、今回は何となくいつもと違った。もう俺はあっちで根を張るのだ、と。

 

✳︎✳︎✳︎

 

タイトルは、その帰ってきた後の東京駅でのたわいもない話。

 

帰りのバスを待っている間、近くのコーヒーショップにいたら、隣の外国人男性が声をかけてきた。

「英語はできますか?」

みたいなことを言ってきたので、

「めっちゃ少しだけな」

みたいに答えると、

「この辺でスキーショップは無いですか?」

みたいなことを聞いてきた。

なんでスキー限定、と思いながらスマホで検索すると、大丸にスポーツショップが入っているらしく、

「そこのデパートメントストアにあるかも知れない。フロアーイレブン、でも売り場は小さいかも知れないぜ」

と答えた。

「そうですか、ありがとう」

と、お前そこまで真剣に探して無かっただろう感じで返答された後、

「ここが東京の中央部ですよね?他にいけば大きいのがあるのでしょうか?」

的なことを聞いてきた。

知らんがな、と思いながら

「神田にいけばビッグなスポーツショップが並んでるぜ、あっち方向だ」

と指差しながら答えた。

「そうですか。歩くと遠いですか?」

みたいなことを言うので

「バカヤロウ、日が暮れちまうぜ(後々考えるとそうでもない)」

みたいなことを言うと

「サンキュー」

と言っていた。

 

最後に

「どこにスキーに行くつもりだい?」

というようなことを聞くと

「?ザワ・・・オンセン。ナガノ。」と言っていた。

温泉地に疎い僕は、湯沢は長野だっけか?と思いながら、

「そうかい、ベリーナイス」

と言って、片手にコーヒー、片手に引き出物を持って颯爽とコーヒーショップを出たのだった。

 

あとから調べると、野沢温泉ってのが長野にあった。

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

というようなピンポイントで外国人に道を聞かれることが多い僕。東京にいたときも、日本人に聞かれたのは1回だけど、外国人に声をかけられたのは10回ぐらいある。

 

タクシーでその英語能力は培ったと言いたいところ。が、残念ながら英語は中学生レベル。確かに都心では外国人のお客さん、1日1組はお乗せするかというぐらい結構多く、会話をすることもたまにある。しかし僕の口から出てくる英語は本当に簡単な単語を並べるだけ。

しかしそれでも充分伝わるんだなというのは勉強になったし、チップをはずんでくれた外国人観光客、結構いた。みんな異国の地で不安だったり困ったりしてるから、単語喋ってくれるだけで安心するのだ。

あと、密室でマンツーマンで話すから単語だけの中学生英語でも恥ずかしくない、というのが大きい気がした。たぶん、周りにもっと英語ができる日本人がいたらと考えると自分の英語が恥ずかしくなって、それが嫌で喋らないというのが日本人の気質で、それこそが日本の英語教育の諸悪の根源ではないかと気付かされた。恥は役にたたない。

 

で、なぜ外国人に話しかけられやすいのか。

これを考えたことが昔にもあるのだが、おそらく何かしらの外国人を惹きつける特有の何かがあるのだろうなとは思う。日本人からは話しかけづらいほうだと言われるし(悲しい)。

 

最近一つ思い当たったのが、「頭が前後に長い」こと。

何を言ってるんだと思うかも知れないが、ある時、昔ながらの商店街の眼鏡屋に入った時にそこの主人に

 

あなたは頭が外国人みたいに前後に長いから、メガネのツルの長さが足りなくなるんだよ

 

と言われたことがある。

へー俺の頭ってそうなのか、と思ったが、調べると確かに一般的な日本人は前後に短いらしい。「短頭」「長頭」という分け方があるそうだ。

 

 

はい、ただそれだけ。

顔のパーツ系統も外人系ではないし。他に見た目からは思い当たらない。今度聞かれたらその外人に聞いてみようとおもった。

 

「俺って頭が前後に長いかい?

 

 

 

 

新規就農前のフリーターはクレジットカードが作れるか?

農業 孤独と貧困

安心してください。作れますよ。

 

結論から言うと、ホームセンターの「コメリ」で作るといいです。Web申込よりも、たぶん店頭で作って店長のハンコ?があったほうが作りやすいんじゃないかと思います。もちろん職業欄は「農業」!

 

それまで、僕はある程度Amazonなどのネット通販も利用していたので、それなりに利用履歴があって支払い遅延なども一応無いので、ある程度信用があるとみなされていたのではないかと思います。

それでも今のバイト給与収入は200万にも満たないし、今のクレジットカード枠もその年収からすると結構いっぱいいっぱいあてがわれていたので、あるとき近所のコメリでカード作りませんかという勧誘を受けたときには「たぶん無理だろうな」と思いながら申し込みをしました。

一応店頭で申込書を書いて店長に渡したのですが、2か月くらい待てど暮らせど来ていませんでした。たぶん落ちたんだろうなと思いながら、それでも落ちたら落ちたでノーマルのポイントカードぐらい送ってきてくれよと思いながら、一度コメリのカードセンターに電話してみました。そしたら

現在、お客様の引き落とし口座情報待ちの保留の状態です

 という返答。申込時に一緒にもらっていた口座番号を書いて送らなければいけないハガキを僕が送っていなかっただけでした。

そうでしたか、と思ってすぐ送るとまた1か月弱待ったころに届きました。ショッピング枠が30万のカードで、キャッシングはできないカードでした。年収少ないとキャッシングは使えないんですよね、たぶん。

 

まぁこんな貧乏人でもカードはありがたいですよ、もっと貯金してから就農しろよと言われたら、下を向くしかないのですが。でも資産なんてねぇよ

 

なんにしろ、立場的に普通のフリーター以下のようななんの担保も資産もない人間に融資してくれるのだから、高い利息でも仕方ない、という考えで今は開き直っています。これから初年度にかけてお金がある程度かかるので、その際は使いたいと思います。収穫は夏以降になるので、それまで何とか食いつなごうと思います。

こういうとき、体だけは大切にしないとなといつも思います。入院なんかしちゃったら即、支払いも滞っちゃうし。

 

体が一番の資本とはこのことです。

 

☆でも、良い子はマネしないでネ!

青年等就農計画、提出。

農業

 

先日、「青年等就農計画」というものを自治体に提出しました。これは、「若くて未熟な僕ちゃんですが、ちゃんと営農計画をして、これに沿って頑張ります。ですので自治体さん今後ともフォローよろしくお願いします」という計画書です、崩して言えば。

 

この計画書が必要な理由の一つに、現在の新規就農者支援制度の「青年就農給付金」があります。

これは45歳未満の人が就農してくれたら最大150万円、国から給付しますよ、だから進んで就農してくださいねという給付金で、返還義務は基本的にはありません。農業経営を開始してから最大5年間給付されますが、「所得」に応じて給付金額が変わる制度です。つまり、「この5年で経費をかけて設備投資をしっかりして、経営を軌道に乗せてくださいね」という仕組みでもあります。

制度が始まったのが民主党政権時代で、今の自民党の小泉進次郎さんは「見直すのもアリ」みたいに言ってるので、いつ消えてもおかしくはないと考えながら、アテにしないようにしてはいますが。

とはいえそんな大金を農業で利益出そうと思うと大変です。なのでとりあえず申請はしておこうと思い、その青年就農給付金に必要な要件の一つである、「青年等就農計画」を提出したわけです。

提出とはいえ、色々と自治体の人や農業事務所の人に手ほどきを受けながらの作戦。慣れないものです。おかげで少しそういう関係の書類のミソみたいなのが分かってきている気がします。

まだその計画が承認されるかは確定されていませんが、後は僕の手の届かないところに行ってしまったのでとりあえず待つのみです。青年就農給付金ってのはまたその後の手続きが必要なんですけどね。

 

個人的にはあまり給付金などは利用したくありませんでした。今も貯金は無い状態で1年近くやりくりしましたし(できてねぇけど)、何か甘えが出るという意見もその通りだと思いますし。何より、給付金の話をすると「乞食」みたいに扱われるのが嫌でした。

でもまぁ、農業は他の業種に比べて異常なくらい補助が手厚いと思います、この給付金以外にも。知り合った農家のおばちゃんに

「あんた若いんだから、今の内にハウス建てなさいハウス!補助金とか探せば何かあるでしょ!そういうの使いなさい!」

みたいな勧められ方をしたぐらい、補助や優遇が当たり前になってしまってる業界なんだな、と感じました。こんなんなら、もうちょい若年フリーター何とかならんのか、と思わせるぐらい。国防における食料政策の意味合いもあるからというのは、最近知ったことです。

だからまぁ開き直るか、と。その代わり税金(国債?)を投入されるので、地域の人の目も厳しくなるだろうし、それに伴って責任も重くなります。でもそういうことさえ、今までの僕の人生ではあまり無かったことなのでプラスに捉えられている気がします。人は人の為に生きるようになっている、ようなこと。

まぁそんなですので是非みんな農業に参入してください!新規就農者も一昨年からは増えてます。それでも他の産業に比べて衰退気味ってのは・・・

 

まぁお察しください。でも、やっぱり食べ物は誰でも食べますよね?

 

ASKAタクシー映像。ありえません。

その他

 

なんか話題になってるんで一言だけ言っとくと、タクシー会社があのような映像をマスコミに流すのはあり得ません。乗務員個人で勝手に映像を見られることもありえません。

 

 

有名人をお乗せすることもありましたが、社内の乗務員同士でもそういう話はしないのが暗黙の了解だったと認識しています。

だって完全にプライバシーの侵害、しかも有名人の個人情報なんてこっちとしても怖い情報。有名人はみんないつも隠れるように生活してるなと感じてました。有名税とは言いますが、税金にしても高いなぁと思います。Twitterもあるし・・・。

僕はいわゆる東京大手四社の中のグループ所属でしたが、今回はほんとありえないですね。乗務員個人でもなく、会社ぐるみで流出させちゃうなんて。あれじゃ家まで特定されちゃうじゃないですか。チェッカーってオレンジのタクシーですが、あまりオススメしません(笑)。正直今回、チェッカーって聞いてああなるほどなと思ってしまいました。会社の中の人のモラルがぶっ壊れてるか、敢えてタクシー会社の肩を持つなら、何かマスコミに騙されたか?

 

僕も一度乗務中に会社から電話がかかってきて、警察が来て僕の乗ってた号車のドラレコ映像を見せるように言われたらしく、すぐ戻ってこいと連絡があったことがあります。勤務中断してすぐさま会社に戻ったら警察車両が停まってました。どういうルートで犯罪者とこの車両が結びつくのか?と思った記憶があります。やっぱり街中の監視カメラとかかな?映像については、たしか警察しか開示請求みたいなのできなかったと思います。よくスーパーにある監視カメラとかと同じ扱いじゃないでしょうか?もっとプライバシー度が濃いですが・・・。

僕は僕で、知らないうちに犯罪者も乗せてるんだなぁと思うと興奮(?)したものです。

変人・貧乏人こそ新規で農業

孤独と貧困 農業

昨日の無貯蓄層の話題とも重なるが、農業は第一次産業であり、基本的に付加価値とかGDPは他の産業に比べると小さい。だから貧しく慎ましく暮らすのが農民である、という一般のイメージがある。特に農業や農村の実情を知らない人ほど。

 

農業をゼロから始めようと思うと基本的に「初期投資」がかかる。コンバインを買えば整備済み中古でも300万、ビニールハウスを建てようと思えば坪1万としても10aで333万。自力で農機を直せたりハウスを建てるノウハウがすでにある人というのは僕からするとかなり猛者だ。車イジリが高じた人とか、それこそ農家のセガレか。なんというか、バイタリティがあって他でもじゅうぶん稼げる人だと思う。もちろんそんな人は農業参入してもかなり有利。

片や、今世の中にあぶれてる若い人たちは、なーんにもノウハウも技術もなく、まぁパソコンは使えますぐらいの人(僕です)。そんな人がいま300万円の貯金があるとは、実感として到底思えない。もちろん持ってる人もいるだろうけど、その上で農業始めようと言う人は、僕以上に変人だと思う(事実、農業大学校の同級生は僕よりはお金を持ってそうな人も多くて、案の定みんな面白い人だった)。

もちろん、農業を新規で始めようとする人には、かなり手厚い補助金が出ているのは事実だ。年間150万円、最大7年間で1050万円が出る青年就農給付金。担保がなくても無利子で3700万円まで借りられる青年等就農資金。まぁどちらも税金(原資は国債?)で、国や自治体にこれからもずっと厄介になる前提のものではあるが、こんな優遇されてる業界は日本では他に少ないだろう(ただし今後見直し論もある)。

貧乏人としては、そのようにハードルは下がっているので「オレらにもチャンスがあるのでは⁉︎」と一度は思うのは当然であろう。しかし実際に始めようとすると先述の通り「初期投資の為には貯金が必要」。貯金ゼロで行くと、役所の人には当初は乞食扱いされる。実際、補助金150万円をもらえる時期だけもらって、稼げることもなく給付時期が終わったら離農、という人が結構いるらしいことも原因だろう。例えて言うならハローワークの失業手当、認定日に列をなすあのオーラ感だろうか。僕も並んでて虚しくなったものだが。そういう諦めと、役所としてのリスクマネジメントもあって、「資本は準備してから就農してください」と口うるさく言われた。

そんなとき、僕は言いたくなる。 

 

「今どきそんな資本ある奴が農業なんかやんねーわ」

 

と。

 

どうなんだろう、昨日の無貯蓄層のニュースを聞けば少しは僕らの現実を知ってくれるのだろうか。もしくは、「そんな貧困になるような落ちこぼれた人間には農業なんてできない」となるのか。

 

貧困層代表としては、そこをつなぎたい。

 

知れば知るほど農業にはカネがかかる。カネがかからない農業をしようと思えばできる。クワを使って露地栽培。マルチも手で張る。5反を手で張る。それで周囲のプロ農家と、最終的な売上・利益で渡り合えるようになるかは・・・分からない。

しかし僕のやろうとしている作物は、資本がかからないほうだと知れば知るほど思う。その代わりキツいというイメージ。 でもそれはイメージで、実際やってみてそこまでではないと僕は感じた。だから可能性を見出し、こっちに引っ越してきた。うまくやれれば年150万なんて不要なんじゃ?と思う。それぐらいの意気でいる。まぁ使えるもんは使うけどね。そこはしたたかに。

 

冒頭に、慎ましく暮らすのが農民イメージということを書いた。しかし都市部貧困層と農村農家を両方見た僕としては、慎ましく暮らしてるのはどう見ても年収200万円の都市部の若者だろうよ、と言わざるを得ない。「農家で所得300万ならサラリーマンの年収400万ぐれぇの価値があるからな」って、ベテラン農家の人が言ってるぐらいだから。

 

関東は雪が降って大変だったようだ。しかし東京にいるときとは自然との向き合い方がだいぶ変わった。以前は自然災害はただ降りかかってくるだけのものだったが、こちらでは太陽と雨が無いと作物も、ひいては僕も死んでしまう。そう実感しながら生活している。

 

そんな生活。農業。

 

まぁ世の中カネだけじゃないしね。実際に他業種から農業にくる人ってのは農業が好きで始めたいって人のほうが多いし。

でもそれとは違って、人生もう後がないって人も興味があったら連絡ください。僕はどっちかというとそういうスタンスです。もちろん自然は好きですよ。

若い人には、その前に何とか前例を創りたいと思ってます。今のやり方がうまくいけば、小資本で始められるレアな農業だと思うので、そういう新しい人を受け入れられる素地はあると思ってます。そして僕自身も、そういう思いは今の生活の支えに結構なってますから、ブログも引き続きアクセスしてくれれば幸いです。

 

 

資産なんてねぇよ

孤独と貧困

 

いわゆる「平均年収」が現実離れしていて、実際に近いのは「中央値」だという話は有名だが、今回の調査は「金融資産の額」が対象のようで、僕ら独身貧困パンピーにとってはいわゆる「貯金額」である。森永卓郎さんの「年収300万円で幸せに生きる」みたいな本が流行ったの何年前だったか。それがいつの間にか、300万あればプチ富裕層みたいなイメージに変わっている。

 

一般の人(ってそもそも誰?)から見ると「猛烈な格差」みたいだが、僕らにとっては何らフツーのことではないだろうか。周り、そんなお金持ちいる?いや、いるな。目についちゃうよ。

「20万なんて貯金じゃねーよ(笑)」って人もいるだろうが、そんなあなたは半分より上の層。上級の民です。タクシー乗るような人は最上級です、バラモンです。日本の貧困は見えないんですよね。これからは見える化していくのかも知れませんが。

この調査、貧困率と独身率が比例しているっていうデータもあると思うけど、確かに結婚してる人ほどしっかりしてそうだし、幸せそうに見えるよな、金銭的にもな、って。僻みからくる認識の歪みでしょうか。

 

タクシーのお客さんと話していて金銭ギャップを感じたことは数知れず。ビックリされることにビックリ、みたいなね。ビシッとスーツや制服着た貧困層がたくさんいる、それは東京の底で這いずり回った僕の確信。

 

グラフを見ていて気になったのは2013年に中央値が100万円だったのが年々、75万、20万、20万とガタ落ちしている点。アベノミクスもへったくれもねぇじゃんという感じだ。そして調査対象の約半数が無貯金。ぶっちゃけ僕もまぁ今無貯金だが、そら人生疲れるわいと思う。

 

20年落ちの軽トラは資産になるんだろうか。

でもこの軽トラと肉体と情報を元手に、必ず来年は収益をあげてやる。

脱・貧困。

 

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しぶとかったので掘り起こした庭の雑草

 

 

「有機農業以外はケガレ」と素直に言ってくれれば

精神・自己受容 農業

ここまで有機栽培と一般の栽培が対立しているとは

オーガニックとか有機農産物という言葉は、そういうのに疎い僕でも農業をやる前から聞いたことはあったし理解していたつもりだった。ああ、オーガニックって環境と健康にいいんだよな、ぐらいだった。

実際に農業の現場に入ってみて、また農業大学校で話を聞いてみて初めて、こんなに「有機農業」と「慣行(これまでの一般的なという意味)農業」が対立しているのだということを知った。

とりあえずここでは、有機の定義やオーガニックの定義、また良い悪いを置いといて、この不毛な戦争の原因のひとつであろうことを、僕の勝手な妄想で書いてみたいと思う。

 

「有機じゃないとキモチワルくて低俗」が深層にある気がする

勝手な妄想なので結論から書くと、有機志向の人(主に消費者)は、農薬や化学肥料が環境に悪いとか健康に悪いというイメージより先に、「なんか気持ち悪い」「バッチィ」というイメージがあるのではと思っている。そういう人は、環境に悪いとか健康に良いというのを後付けの理屈にしていると感じる。

僕の近辺にはオーガニック志向の人も結構いる。かくいう僕は慣行でやっていて、僕がそういう人にイジワルをして「化成肥料と農薬ばんばん使った○○で~す」と紹介するとたいてい「うわっ」という反応をする。

それは明らかに「汚ねっ」という反応である。化成肥料は堆肥と合わせて窒素量を計算して入れ、農薬取締法どおり農薬の量・回数をきっちり守った農産物であってもそういう反応が返ってきてしまう。またその人に実際のほ場を見せたときには「あ~・・・」という反応が返ってくる。生き物が少ないんだねという反応だ。

まぁ僕も一年目というか研修中の身分なので正直詳しいことはまだはっきりわからない。だから何も言えないのだが、その「うわっ」とか「あ~・・・」という反応だけは、正直あまり気分のいいものでないということだけは言える。慣行(≒前時代の)という言葉のイメージも相まって、慣行栽培でやっている人にはそれが自分を貶められたように感じてそこから火種がパチパチ言い始めたのではないかと思う。自分がキモチワルくて低俗と言われているような

僕がタクシー運転手をやっている時代に、プライベート時に同世代の女性に自分の職業を告げると、顔面の片側だけで「へ、へぇ~」とひきつり笑いをされたことが何度かある。そのときにも「自分をバッチィもの扱いされた」感じがした。人生で初めてそういうことをされたので心に残っている。それに似た感覚。

 

そういう個人の感情をまた環境や健康という一見科学的で納得しそうな理屈で覆うからよくないと思う。素直に「オーガニックでないと私はキモチワルイ、慣行栽培のこの野菜は気持ち悪い」と言ってくれればまだ受け入れられるのだが。そういう人は自分のお客さんではないのだ、と割り切れるのだが。でもそんなことしたらそれこそ喧嘩になっちゃうから理屈で覆うしかないのだろうとも思う。

 

こんなことを考えたのも、先日ブクマされていた記事で「穢れ(ケガレ)」について言及されていたからだった。

togetter.com

これこそまさに心理的な抵抗があるという、論理より感情が上位にあることの表れだと思ったし、これって農業で俺が今感じていることも同じかも、と思ったので。トップブコメが「穢れは差別と密接」とあるが、正にその通りだと思う。原発の放射能問題も同じことなんだ、と初めてそこで気づく。

 

つまり一つに、

有機志向の人は穢れに対する感受性が強い 論。

 

以上、個人の妄想。

もちろん良い悪いなど裁けない問題。

 

そんな人は一部かもしれない。また、実際に体にアトピーなど害があったり、子供が危ない目にあったりするのは穢れの感情とは少し違う気もする。ただ僕が感じるのは、「穢れ」は思想や思考ではなく感情の一種だと思う。あるいは、感情にすり代わってしまったような。

 

 

 

こちらは栽培論でよく読ませてもらっているブログ(理解できない所も多いけど)