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元タクシー運転手から泥沼にハマった男のブログ

30代元タクシー運転手が農家になる途中

田舎は「チョット一杯」の酒が飲めない

都会と地方
最近、夜間警備のバイトを始めた。夜通しではないので昼に支障はない・・・つもりだったのだが、何だかんだで睡眠時間は短くなってしまっている。休みの日に不足分をしっかり寝て補うという生活になりそうだ。
 
そして今日は金曜日(明けて土曜日)。
 
これまではそんなに曜日を気にしたことがなかったのだが、今日は何だか「金曜か〜花金か〜」としみじみ思ってしまった。タクシーのときは金曜の夜というと稼げる日だったので、気合を入れて走っていたものだ。
 
話が逸れるが「花金」という言葉は、大学時代、毎週金曜5限の教授が「今日はハナキンですね」と言っていたのがネタ的だったので、その頃には既に死語だという認識があったのだろう。
 
さて、東京から地方に来て未だに辛いのが、「仕事帰りにふらっと一件寄って一杯」ができないことである。
 
東京に住んでいるときは、徒歩圏内に駅も飲み屋もあったが、その中でもサイゼリヤとかラーメン屋でひとり顔を真っ赤にして飲んでいた。タクシー終わりには24時間営業のファミレスで一杯やっていた。一人客が結構多くて特に気にならなかった。何となく家で缶ビール飲むばかりだと鬱屈してきて、たまに広い場所で飲みたくなっていたものだった。少しのガヤつきと不干渉さが僕には居心地が良くて、それには焼き鳥屋もいいのだけどそういうチェーン店によく行っていた。金曜日などは意外とお客さんが少なくて良かった。
 
こっちに来て車移動になって、家以外で酒を飲んだ記憶が一度もない。(どこかで飲みすぎて記憶が消えたわけではないと思う)。ファスト風土な地方都市だしチェーン店はたくさんあるのだが、そういう店で酒を飲む人はこっちではほぼいないのではないだろうかと思ってしまう。あるとしたら家族で行ってお父さんが飲んでお母さんが運転手とか、大人数で行ってひとり飲めない人が運転手役とか。
 
一人はもちろん、二人で行って飲むというのは地方では考えにくいだろう。そう考えると、金曜の夜の過ごしかたは東京と地方ではだいぶ違う気がするし、あの都心での金曜の夜の無茶苦茶さを見ていると、すごく慎ましやかでまともなのが地方民と言えるかもしれない。
 
最近は毎日、働いたり、しなきゃいけないことばかりをしていて、なんというか安らぎとか潤いみたいなもの?いい言葉が見つからないなぁ・・・まぁ女に限らず・・・「愉しみ」!これだ。愉しみがない生活が続いていたので、やけにハナキンが淋しく感じたのかも知れない。
 
そこで24時間のファミレスに警備バイト後にやってきて、今ドリンクバーと供にフリック入力をストストしてこの記事を書いているわけであった。
 
周りを見るとひとり客は僕だけだ。若者ばかり。
 
みな結婚して家で一杯やってるのかもしれない。いやむしろ、家で愉しく一杯やるために結婚するのかもしれない。
 
地方は結婚が早いというのも肌感覚として分かるようになってきたし。住んでいるアパートの向かいに一軒家があるのだが、そこのお母さんには挨拶してもサササッとされるしな・・・。一応挨拶はしてくれるんだけど。居心地が悪いんだよなぁ、独身一人暮らしだと。