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元タクシー運転手から泥沼にハマった男のブログ

30代元タクシー運転手が農家になる途中

「移住」を余裕のある人だけの選択肢にするな。特に若者に向けて。

農業 孤独と貧困 都会と地方


移住・交流&地域おこしフェア 地域の魅力発信編 PR動画

 

youtubeを見ていたら、たまたま広告動画で移住・交流&地域おこしフェアというイベントのPR動画があった。

総務省の主催するイベントで、以前も目にしたことがあるので一時的なものではないんだろう。

 

ただ動画の作り方が恣意的で、やけにおしゃれにしているのはしょうがない部分なのだろうか。

東京ではおしゃれな主婦は普通だが、田舎でおしゃれな人がいると浮く。もちろんおしゃれは自由なのだが。アイビールックの先生は都会的だ。もちろんジャージを着ろとは言わないのだが。白髪でヒゲをたたえたシニアはやはり悠々自適な移住者の象徴として扱われているのはあるだろう。

 

例えば僕の父親はヒゲもたたえていないし、キャメルのジャケットも持っていない。タルタルのトレーナーを何年も着ているほどオシャレにも無頓着で、キャンペーンでもらったpokkaのジャンパーを何年も着ている。たまに買う靴はしまむらやスーパーの衣料品コーナーで買っている。車は先日壊れた軽バン自動車を買い替えたらしいが、4ナンバーから5ナンバーになってしまい、税金が高くなった、と嘆いている。そういう父親も、「今とはどこか別の場所へ」と移住を考えている。

例えば僕。「収入もあるし家族もあるが、時間に追われて自分らしい時間が持てない、なので田舎へ移住」という状況とは全くかけ離れている。一人暮らしで、奥さんもいない。カネが稼げなくなってこのままじゃ借金生活なので、稼ぐために、生き残るために千葉の田舎へ引っ越してきた。

 

もちろん一般的には地方のほうが稼げないと思われているだろうけど、こちらの農村では跡取りがいなくて廃れる一方。半ば諦めムードだ。しかし若い人間が頑張れば、都会で年収250万のワーキングプアしているよりは余裕のある生活を送れる可能性がある・・・。そんな情報は、東京にいるときには全く目にも耳にも入ってこなかった。

「田舎なら稼げますよ」という文言で人集めをしてもいいと思う。特に若者に向けて。

 

このイベントでも、そういうワーキングプアも対象にしてもらって、受け入れ側にしてもしっかり金銭の話をする場にしてほしいと思う。

「移住」という言葉を余裕のある人だけの言葉にしないでほしいと願う。

 

「僕移住するんですよ」「おま、移住って・・・」

僕が東京からこちらに引っ越したときに会話した人がいる。

 

僕「僕、田舎に移住しようと思って」

ある人「オマエ、移住って言ってもさぁ・・・」

 

「・・・」のあとに続く言葉というのははっきり分からないが、ニュアンス的に、「オマエのようなやつが移住って言ってもはっきり意図が分からない、リタイアしたシニアなら分かるが」というニュアンスだったと思う。

そうじゃないんだ、生き残るために田舎で暮らすという考えもあるんだ、ということを若者に伝えたい。

 

(以上、偏見がかなり入った記事でした)

 

 

イベントは1月17日、ビッグサイトでやるそうです。

 

www.iju-join.jp