読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元タクシー運転手から泥沼にハマった男のブログ

30代元タクシー運転手が農家になる途中

都会の貧乏フリーターの皆さん、こちらでは新規就農者足りません

孤独と貧困 農業

ただいま、春の植え付けシーズン真っ只中です。バイトと掛け持ちで色々と忙しくさせてもらっています。

 

毎日がその日暮らし・その月暮らしだったフリーター時代・タクシー運転手時代とは違って、農業者としての僕の予定は1年後や5年後の目標が明らかになっているため、今日一日、明日一日をそこに向かって進むという、なんというか「前向き感」があります。5年っていったら長いぜーー。でも、こういう目標があることが「充実している」と言い換えられるのかな、とこの歳になって思い始めました。

カネは無いけど(おい)希望はあります。

 

さてタイトルの通り、僕のやっている作物では、高齢化でどんどんと生産者が減っています。小さい産地です。今20件あるとしたら、今後10年では5件ぐらいになってしまうのでは、という感じです。全国どこでも同じような状況だとは思いますが・・・。

それでも需要(消費量)は伸びている作物です(何を作っているかを特に隠したいわけではないんですが、今後ネットでの情報配信をどうするかが固まってないので、今のところ伏せておきます)。

競争がないのに需要がある。「すんげぇブルーオーシャンを見つけた」という感覚です正直。タクシーで言うと、新しいビルに設置されたタクシー乗り場に入ってみるとみんなタクシーチケット利用の長距離のお客さんばっかりだったみたいな。新しいから他社タクシーもほとんど入ってこない。

まぁ、体力勝負で土汚れ・泥汚れとの戦いみたいなところがあるので、長距離のお客さんのように「楽して稼げる」とは違うんですが、逆にそれが皆やりたがらない理由になっているようです。

ちなみに新規就農者の間ではトマトとかイチゴのハウス栽培が人気のようです。初期投資で借金したりはしないといけませんが、汚れとはほぼ無縁だし需要も高いしで花形みたいなところがあるのかもしれません。それとは違って地味ーな作業、人によっては苦行と捉えられるかもしれません・・・。

 

でも、そんなの慣れですよ。

 

初期投資が少なくて、年中一人作業できて、ある程度需要も安定していて、凶作も少なくて価格は安定している。栽培もそこまで難しくない。他の野菜や果物なんかは本当に繊細なんだと最近思い知らされました。

ざっくり言うと僕のようなハミ出し者にぴったりの作物・作業だと思います。

僕の話でも、今年はお試し程度に小さい面積で作業をさせてもらっているだけですが、ただマジメに作業をやっているだけで、それを見てくれていた近隣の人から、来年ウチの土地を使っていいよという話が出てきました。まだ本決まりではありませんが、結構順調に話が進んでいると思います。

またそれ以外に師匠の土地やそれ以外にもたくさん空いていくのです。それを全部あわせると、到底僕一人ではできる面積ではありません。誰か一緒にやりませんか?

僕は全く非農家出身で、「くわってどういうやつですか?」と言ってみんなには呆れられました。しかしそんな僕でも、農村では信頼を得られれば一気に可能性が広がるというのを実感している今日この頃です。まだ途上ですが。

 

収入はとりあえず初年度は年250、青年就農給付金の受給が切れる5年後までに年400を目指します。売上から経費を引いた農業所得として。その他にも色々秘めている作戦もあります。1人でもできるとは言え、2人になれば効率は1.5倍になると師匠からも言われました。

東京で消耗している貧困男子(女子は厳しいかな)、気になる人はぜひ一緒にやりたいと思います。

 

ま、体験も含めてまずはお試しメールhatenaboso@gmail.comまで。都心まで1時間だから、嫌ならすぐ帰ればいいんですよ。

農業は出入りが激しい業界だと思っていて、「やってみたら意外といけるよ」という人が残ればいいのだと割り切っています。

 

僕も経験しました、20代前半、派遣フリーターで年収200万円台で糸がすり切れるような、切られまいとするような生活。それに対して、今はその糸を編んでいるような、少しずつ太く長くしていくような生活。

建設的な人生というか、当時よりは生きている実感があります。