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元タクシー運転手から泥沼にハマった男のブログ

30代元タクシー運転手が農家になる途中

ボケない農家のおじいさんおばあさん

農業 都会と地方

www.agrinews.co.jp

 

単純に高齢化と言っても、東京と田舎では結構意味が違っているものだと実感する。

東京での「前期高齢者」は施設に入るか介護するか、というような戦いが多いと思うが、田舎の集落ではそんな話はほとんどないらしい。あるときに師匠の奥さんに「この集落でボケてる人とか認知症の人ってどれぐらいいます?」と聞いてみた。もちろん高齢化が進んでいる集落なので、高齢者比率は高い。

奥さんから返ってきた言葉は

「ボケてる人・・・っていないんじゃないかな。この部落じゃあ」

だった。

僕は思わず

「え?1人もいないんですか?」

と聞いてしまった。

「うーん、聞いたことねぇよ」

とのこと。

 

東京では認知症が結構重要な問題でお客さんからよくそういう苦労話を聞いたものだが、こちらの農村ではほとんどないらしい。

 

今、僕は日中は農業大学校に通っているのだが、そこの講義でも実は同じデータを示された。「農業者はボケにくい」というのがデータであるのだそうだ。

現役時代(って死ぬまで現役なのが農業なのだが)、農作業は中腰になることが多かったので腰は曲がっている人が多い。けれども、脳にはいい刺激が行っているのだと思う。

また農業者が体や頭にガタがきた後、ガッツリ農業は辞めたとしても畑には出てちょこちょこ作っているという話も聞いた。「あの人は一回入院したんだけどね、家族が止めろって言ってるんだけどどうしてもって畑はやってるよ」という話。まさに農作業が「ライフワーク」になっているんだと思う。

農村の人でなく、市街地・住宅地に住むリタイア勢でも、車で5分10分走れば借りられる畑は結構ある。そこを借りて農作業を細々とやる、もしくはやりたい、という話もよく聞く。そこまで賃料も高いわけではないし、いい趣味だと思う。体を動かして気持ちよくなることは間違いない。

 

ただ、その利益度外視のリタイア組の作物生産で、直売所にナス大盛り1袋50円とかで売られると、プロのナス農家は辛いんだと思うんですがね(笑)。まぁ、ちゃんと運営している直売所はそうはなってないはずですけど。

 

以上、ボケナスの話でした(違