泥沼ブログ

非農家から就農して、男一人で農業所得400万・時給2000円農業を目指します

農業の人手不足


ヤフーニュースで取り上げられていたから取り上げてみる。

まぁ農業の人手不足の話題は以前からよく見るが、実際にやり始めてしまった人間からするとどうでもいい話題になってしまっている。人手不足だけど、人間は食べなければ死んでしまう。農産物の供給は減るけど、消費はそこまで減らない。

 

あれ?

 

じゃー需要と供給の関係で値段上がるじゃん!ウハウハじゃん!

 

と思ってしまうのは短絡的か。

 

以前レンコンの需要と供給のグラフを作ってみた。

 

なんとなくだが、全体を見て一番お金を持っている団塊の世代はもう完全にリタイアして、余生を健康に長生きしたいと思っている。健康志向になってくれて、レンコンは体にいい、となってくれてどんどん消費が伸びてくれるのがレンコン農家としてはうれしいことである。片や農業界の平均年齢も65歳ぐらい(農林水産省)、この後10年で一気に老い、引退してしまう農業従事者たち。今は雇用農業者というか、雇われて農業をやる人が増えているおかげで農業従事者全体はそこまで落ち込まずにすむが、このあとどうなるかというのは、はっきり言ってどんどん供給は減っていくことは間違いないでしょう。全体で見れば。

ただし、何もしなければという点は挙げておかなければいけない。結局農業は国民の胃袋・生産の源をつくる産業なので、多くの国で一定の公金が入っているのは事実。日本は諸外国に比べてその補助割合が少ないというのは、一般的に知られつつある不都合な真実である。

実際にミクロで農業に従事し始めた人間がそんなことを求めてるとか思われるとしゃくなので大っぴらには言わないが、マクロで見ると食糧供給・安全保障においてはそういう側面もあるのは、最近知った事実である。

ミクロのいちレンコン農家としては、栽培技術の向上と作業の効率化にまい進しているところでございやす。

ただ、レンコンなんかはどちらかというと常備野菜ではなくて年末だけとかに食べる人が多い野菜だから、よくある「不景気になるとぜいたく品が最初に切られる(消費されなくなる)」という理論が当てはまりそうな気もする。お願いだから皆さんレンコン食べましょう!!

 

農業の人手不足については、個人的には今後の流れはほぼ移民が入ってくると思っている。アルバイトや派遣が出始めたときのことは知らないが、同じような感じなのではないか。結局殊勝なことを言っても、安く生産できることがこの経済市場では美徳なので、その規制が緩和されたら、貧しい国の人は拒否しても入ってくると思う。レンコン栽培の時給は1500円ぐらいらしいが、日本人を雇うことにこだわる事業主以外は1000円もしくはそれ以下で外国人を雇うことになると思う。特に茨城県なんかは研修生制度が盛んで大規模農家のほとんどに研修生が入っているそうだ。今後例えば僕がバイトを募集して、応募したのが全員外国人ということもありえなくはない(不法就労はもちろんダメだが)。そういうことを考えると、人手不足というのは農業界だけでなく全産業的なもので、それでも回せない事業所は倒産していくのかなと個人的には思う。戦国ですね。

 

 

関東のレンコンは今年はこのままいくとおおむね豊作だと思われます。。関東の人は特に、レンコン安くなると思いますよー。がんがん食べてくださいねー。(このまま台風とかが来なければ、ですが・・・5号心配)

 

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お盆に蓮の切り花を直売所で売ろうと思い、試しに水につけてみたら翌朝きれいに開いたYo