泥沼ブログ

非農家から就農して、男一人で農業所得400万・時給2000円農業を目指します

映画『怒り』をDVD借りて観た

土・日と市場出しが休み、台風も接近しているため収穫は一切せずに二連休にした。農家は自分で休みを作らないといけない。とはいえ、やらなければいけないことは溜まっていて、キツい傾斜地の草刈りとか作業場の改善とかで、結局仕事してるやんという土日になってしまった。まぁだいぶ仕事が趣味みたいになってきている自分が嬉しいやら悲しいやらである。

 

時間ができたので、以前から観たかった吉田修一原作の『怒り』の映画版を、DVDを借りて夜観た。映画館で観る予定だったのだが、思い出したときにはすでにDVDになっていた。準新作。


「怒り」予告2

 

以前原作を読んで感動、というかどんより度がハンパない作品だったが、映画もなかなかのどんよりさ。最後に希望が見いだせた人物がいたのが救いだった。人を信じられない、自分を信じられない、自信がない、という方は一度見ても損はないと思う。信じることはハイリスクハイリターンだということかもしれない。それか、勇気が大事ということか。農業を始めるのも同じかなと思う。

 

リアルに感じたのは個人的に宮崎あおいさんだった。千葉の漁港出身で歌舞伎町で風俗嬢をしていたという経歴。最初は宮崎あおいだったが、最後には顔が違う人に見えた。

 

個人的な感想としては、3人の身元不明な男に自分を重ね合わせたところがある。

地元の人にとっては、完全なヨソ者の男がふらっときて自分たちの集落の農地で1人で農作業をしている。この映画の登場人物ほど浮いてはいないと信じたいがそれでも、やはりヨソ者はヨソ者である。劇中、3人の中の一人の男が新しく部屋を借りるというシーンで、部屋の大家に「仕事は何してたの?」「その前は?」「どこに住んでたの?」と聞かれるシーンがあるが、まさに自分としてはあるあるだった。いつかも書いた気がするが、田舎ではやはり東京とは違い、どういう人間かは自治という面でも大事なのだ。ただ興味本位で聞いてるわけではない、と思う。

「素性が知れないって不気味よね~」というような池脇千鶴だったか誰かのセリフがグッサリと刺さった。少しずつ信頼を得るしかないと、最初から思っている。

しかしチョイ役に池脇千鶴とはやはりすごいキャストだ。すごい気合いの入った陣営だったのに、同時期上映のシンゴジラと君の名は。にかき消されてしまった名作だと思うので、ぜひ一度DVDでご覧ください。

 

そろそろ収入も入ってきたし、テレビをつなげたいと思っている。いや、テレビはあるのだが、この家にはアンテナがない。NHKの人も実際に家まで来てくれて、さすがにアンテナが無いのは受信料を取れないということのようだった。アンテナを買って設置するというのも手なのだが、「ひかりTV」という光回線を使って観れるものがあるようなので、それで地デジもNHKも観ようと思う。日本映画専門チャンネルも観れるみたいだし。しかしこれもケータイ会社と同じ2年縛り。2年間は月額1500円に値下げしますが途中辞めの場合は違約金がかかるというシステムらしい。2年ぐらい前にネット環境はすべてIIJに替えて、今のところストレスなく使えているのでもうこの縛りシステムは辞めてほしいのだが。

 

さて、明日からまた出荷。台風一過で暑くなるようなので、れんこんの売れ行きは落ちるでしょう。